バット折り

2010年10月26日 火曜日 by 山根 誠治

 はじめて ”バット折り” の名を聞いたのは たしか中学生の頃

プロ野球の選手が使う硬式用バットを 脛で蹴って折るという

人間技じゃない まさしく超人技だ 正直そう思った

数年後 入門してまもなく バット折りをみる機会があった

かるくずっこけた 「太いところを蹴るんじゃないん?」

ボールを打つあの太いところを蹴って折る 勝手におもいこんでいた

実際に蹴るのは グリップの少し上の細っそい部分

それでも力は要るのだが それなら判らん事も無い いわゆる ゛想定内”だ けっして ゛想定外”ではない

現在の空手界 演武は出尽くした感がある 飽和状態だ

ここらで一発 身体があって若くてパワーのある奴が出てこないか なんて思ったりする

それこそ バットの太い部分を蹴って破壊する 誰にも真似できない試し割りを…  

 

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