ろっ骨骨折

2010年11月29日 月曜日 by 山根 誠治

 ’89 2月 右ろっ骨にヒビがはいった

二連覇が懸かった広島県大会を3週間前にして 日曜帯研のスパーリングで

まわりは稽古仲間であり 且つ ライバルでもある 誰のどの技かは 口が裂けても言えなかった

だが 自己申告はなくとも 当の本人は けっこう判っていたりする やはり それだけの感触が残るものだ

「ふふん ワシの右フックか」 などと

しかし このときは右わき腹 当時 左の気の利いた技を出す者はいなかった

” ハカイダー ”と呼ばれる強者連も 「はて?」 頭に?マークがついていた

何気のない左三角蹴りを 何気なく もらい 「ングッ!?」となっていた

わき腹の怪我をおしてまで出場する勇気はなかった 欠場を決めた時は目の前が真っ暗になったものだ

しかし なにが幸いするかわからない その後 全中国~ウエイト制~全日本と この年は目まぐるしく移り変わった

そのキッカケとなる ひとつの出来事であったことは まちがいない

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