‘山根道場的な日々・・・’ カテゴリーのアーカイブ

拳立て

2010年10月18日 月曜日 by 山根 誠治

 今日の少年部 ラストは腕立て30回 黄帯以上は拳立てだ

悲鳴をあげながらやっていた 

まだできない子 根性で最後までやりきる子 途中で腕立てにかえる子 その子なりの個性がでていておもしろい

はじめて拳立てした時は 畳だったが強烈な痛さに驚いたものだ

突きの威力をつよくする一番の稽古法だと信じている

ツーリング

2010年10月17日 日曜日 by 山根 誠治

 自転車でツーリングに出かけた 

普段は車で走る道路も またちがう趣があった

なにより 秋の風を感じた 

金木犀の香り 畑の傍は肥料のにおい どこからか牛の鳴き声もしていた

気温もすこし汗ばむ程度 最高のツーリング日和だ

中学 高校とずっと自転車通学だった 当時は見るのもいやな自転車だったが

こんなにも心地の良いものだったとは 当分 自転車にはまりそうだ 

次は あそこに行くぞ と密かに目標をたてている

戦い

2010年10月16日 土曜日 by 山根 誠治

 小学生の頃 夏休みはいつも開放プールに通った

泳ぎは下手だが遊ぶのはすき 毎日の楽しみだった

当時は 飛び込みは当たり前 なかには宙返りして飛び込む子もいた

ある日 友達がバック宙をして飛び込んでいた むちゃくちゃかっこよかった

「ワイもやろう!」 できもしないのに真似てみた

結果 プールの角に頭から落ちて ドボン

ものすごい衝撃だった そのまま逝ってもおかしくなかったと思う 

「あー ものゲー イター!!」 その時はそれですんだ

が その夜から 三日間高熱を出して寝込んだ

親には プールで頭打った とも言えず 夏風邪を引いた くらいにしか思われてなかった

自分でも 頭打って熱が出たとは 夢にもおもわなかった

今にして思えば… 戦っていたのだと思う 身体が 全細胞を賭けて

その時は 身体の方がなんとか勝った しかし もし負けていたらと思うと 背筋がゾッとする

本当に 少年時代はアホなことばかりしていた

回転稽古

2010年10月16日 土曜日 by 山根 誠治

 「正拳中段回転追い突き!!」 先輩の掛け声に

自分を含め 皆ずっこけていた 

昔の帯研は総本部式 移動稽古はすべて回転 クルクル クルクル回りっぱなし

よくもまあ という位に さすがの自分もこれは苦手だった 

おかげで足の裏の皮がずいぶんと分厚くなったものだ

本日の稽古も回転稽古 ほんの少しの量だが バランスを大きく崩している自分がいた

ここ数年 三半規管の衰えは感じていた 回転系の技は足がふらついてしまう

そういえば 平安の裏の型なんかは もう10年くらいはごぶさたしている

温故知新ではないが 古来から伝わる稽古は やはり大事だなと思った

試合前

2010年10月15日 金曜日 by 山根 誠治

 現役時代 試合前のプレッシャーはあまり感じない方だった

その分 当日は死ぬほど緊張していた

試合が近づくにつれ 稽古はハードさを増してくる

肉体的 精神的にも疲れきると どこか 身体のひずみが表われてくる

人によっては チックが出たり 神経質になったり 血尿・血便がでたり など

自分の場合 白髪だった 鏡をみると白髪ボウボウだった

4年前 香川大会出場時 試合前の稽古で疲れきっていた

昔を思い出し 鏡で髪の毛をチェックしてみると ” ノー白髪 ”

「わしも成長したのー(@_@;)」 素直に喜んでいた

或る日 照明のつよいトイレに入り 手を洗い際 上目づかいに鏡をみて愕然とした

「う、薄くなっとる!?」 アタマに滑走路ができかけていた

歳を重ねると 白髪から薄毛に変化していた 大ショックだった まだ白髪のほうがよかった

笑うに笑えないエピソードのひとつだ