昇段審査の翌日 支部長方数人と総裁室を訪問した
自分にとっては二度目の訪問 前回はガチガチに緊張したが このときは大勢の中のひとりという事もあり ずいぶんとリラックスしていた
話題は前日の昇段審査からあらゆる方面に飛んでいった
途中 総裁から 「君達 昨日は良かったよ いい結果がでると思います」とお褒めの言葉をいただいた
そしてこうなると二段というものが 俄然現実味を帯びてきた
「もしかして二段になれるかも!」
当時は昇段審査という現実があるのみで その後のことはほとんど考えていなかった
一か月後 ふたり揃って昇段 という報がはいった
喜びと同時に 「今度こそ分厚い帯を!!」心底願っていた