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 緑帯

2011年8月11日 木曜日 by 山根 誠治

空手をはじめて一年ちょっとで緑帯をとった

寮生という事もあり この時は青帯から黄帯を飛び越して一気に緑帯になった

この緑帯の時代がいちばんきつかった

よく緑帯は ”上から叩かれ、下から突き上げられ” ゆえに ”いちばん力がつく” といわれる帯でもある

空手を始めて一年ちょっとで いつのまにか道場では、いちばんの先輩になっていた

上から叩かれることはなかったが、下からは突き上げられた 同期、後輩にデカいのがごろごろしていた

先輩に叩かれるのはあきらめもつくが、後輩には意地でも負けられない、毎日が必死だった

「稽古しよるのになんでやー!!」と思いもしたものだ

だが、くさることも、辞めようと思った事もなかった

元来、O型の楽天的で、ひたすらボケーっという性格、最終的には「どうにかなるじゃろ(^^♪」着地点はいつもそこだった

もちろん、自分なりに課題を見つけて、やることはやっていた

結局、三か月後に茶帯をとり、その半年後には黒帯を取得した

一年のあいだに青帯から黒帯に成長していた

いま思えば、早く黒帯をつくるという道場の戦略もあったと思う

が、直前の県大会では準優勝し、そういう意味でも文句は言わせないだけの実力はつけていた

べつに自慢をしている訳ではない、要は 「なせば成る、なさねば成らぬ!!」だ

自分が「やろう!!」と思ったことは、とことんやる、そこに言い訳をはさむ余地などない

”もっと苦しめ、もっと追い込め!!” <(`^´)>