空手をはじめて一年ちょっとで緑帯をとった
寮生という事もあり この時は青帯から黄帯を飛び越して一気に緑帯になった
この緑帯の時代がいちばんきつかった
よく緑帯は ”上から叩かれ、下から突き上げられ” ゆえに ”いちばん力がつく” といわれる帯でもある
空手を始めて一年ちょっとで いつのまにか道場では、いちばんの先輩になっていた
上から叩かれることはなかったが、下からは突き上げられた 同期、後輩にデカいのがごろごろしていた
先輩に叩かれるのはあきらめもつくが、後輩には意地でも負けられない、毎日が必死だった
「稽古しよるのになんでやー!!」と思いもしたものだ
だが、くさることも、辞めようと思った事もなかった
元来、O型の楽天的で、ひたすらボケーっという性格、最終的には「どうにかなるじゃろ(^^♪」着地点はいつもそこだった
もちろん、自分なりに課題を見つけて、やることはやっていた
結局、三か月後に茶帯をとり、その半年後には黒帯を取得した
一年のあいだに青帯から黒帯に成長していた
いま思えば、早く黒帯をつくるという道場の戦略もあったと思う
が、直前の県大会では準優勝し、そういう意味でも文句は言わせないだけの実力はつけていた
べつに自慢をしている訳ではない、要は 「なせば成る、なさねば成らぬ!!」だ
自分が「やろう!!」と思ったことは、とことんやる、そこに言い訳をはさむ余地などない
”もっと苦しめ、もっと追い込め!!” <(`^´)>