香川大会をまえにして疲れはピーク。なにをしても、かにをしても身体がだるい。
いっその事、身体を休めようと思うが、その勇気もない。
稽古をしていないと、不安でしょうがなくなる。不安や恐怖心をかき消すために稽古している。
そして、稽古していると、どうにかこうにか身体も動いてくれる。
人間の限界なんて、自分のおもう遥か先にあるのかもしれない。
そんなことを考えながら稽古していると、「あれ、今、何セット目？」 「上体起こしやりましたっけ？」
などと、とんちんかんな事をまわりに問うはめになる。
いかんいかん、集中、集中 心頭を滅却すれば火もまた涼し～～（＾－＾）
夏合宿、宿舎から稽古場まで距離があるので車で移動。
今回、早朝の稽古は目覚ましもかねて、ランニング！ 行きは下り。
稽古後、上り坂を足をひきずりながら走る。その横を子どもたちが軽やかに駆けぬける。
「学校より近い！」とはしゃぎながら。
そのスピードについていけない自分に、当然のことながら年の差を感じる。
RUN！！ すべてのスポーツの基本だと信じて已まない。
むかしと比べて合宿も様変わりした。
冷暖房完備はあたりまえ。稽古後の風呂、シャワー。食事の準備も皿洗いもない。いたれり尽くせりだ。
振り返ってみると、二十数年前、初めて参加した夏合宿は、四泊五日だったと記憶している。
「長っが～～～」とは思わなかった。合宿ってそんなもん。くらいの思いだった。
汗で汗を洗い流し、川や海が、風呂代わりだった。
変わらないのは、少年部の “元気”
稽古で元気、遊んでも元気、夜遅くまで元気？！
心配した熱中症も、彼らにはどこ吹く風。まったくの無縁だった。
”腕白でもいい、たくましく育ってほしい” そんな言葉をおもいだした。<(｀^´)>
山根道場夏合宿を行った。
初日は、大雨にみまわれ体育館での稽古を余儀なくされた。
二日目は、型をみっちり。９月の審査にむけて、皆、真剣だ。
怪我もなく無事に終了し、ほっと一息（＾－＾）
今年の香川大会に出場を決めた。
昨年来、稽古を積んできたものの躊躇があった。
幾つになっても、試合に出て戦うことは怖い。
若い時は身体が元気、だが心は未熟。 そして、心が熟成され始める頃には身体が言うことをきかなくなる。うまいことできている。
期するものはある。出るからには勝ちにいく、しがみ付いてでも。
”根性だけは誰にも負けない”言い聞かせて稽古する